[地域の芸術家支援事業]
AIR Mitarai 2020
アーティスト・イン・レジデンス御手洗2020
絵本作家ミヤタタカシ展
2021年1月9日(土)〜1月31日(日) 入場無料
呉市立美術館は、呉市ゆかりの美術作家を支援することによる豊かな地域社会の醸成をめざし、「地域の芸術家支援事業」を試行することになりました。初回となる本展では、呉市御手洗を拠点に展開されている「アーティスト・イン・レジデンス 御手洗」の活動状況と、最初の居住アーティスト、絵本作家のミヤタタカシ氏を紹介します。
ミヤタタカシ氏は、広島市立大学芸術学部デザイン工芸科卒業後、企業ロゴやWebデザイン、映像制作を手がけたのち、絵本作家、イラストレーターとして活動を開始。作品は主に視覚表現である絵と文章表現である物語を組み合わせ、記憶や懐かしさを題材に制作。主にフェルトペンを使ったドローイングや、コラージュなどの技法を使い、手触り感のある作品を得意としています。
現在は国内外で展覧会を行いながら、広告のイラストレーションをはじめ、出版社との絵本作り、アーティスト・イン・レジデンス・プログラムへの参加など幅広く活動しています。
会期 | 2021年1月9日(土)〜1月31日(日) ※火曜休館 |
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会場 | 呉市立美術館2階展示室 |
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開館時間 | 10:00〜17:00 (入場は閉館の30分前まで) |
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企画・ディレクション | 三上賢治(広島市立大学社会連携センター特任講師) |
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デザイン | tsutsu graphics |
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協力 | 広島市立大学 |
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関連イベント
講演会「アート活動を通じた地域の魅力づくり」
講師:三上賢治(広島市立大学社会連携センター特任講師)
日時:1月10日(日)10:30〜11:30
場所:呉市立美術館 地下講座室
定員:30名(予約不要・先着順)
参加費:無料
講師の三上先生は広島市立大学の博士前期課程彫刻専攻を修了され、現在は同大学社会連携センター特任講師を務めておられます。また、三上先生は2019年から呉市豊町御手洗でアーティスト・イン・レジデンス事業(芸術家が地域に居住して創作活動を行う事業)を企画・運営し、若手芸術家の育成と地域の文化振興に取り組んでおられ、今回はその活動状況を中心にお話しいただきます。
ミヤタタカシ プロフィール
1981年 広島生まれ
2005年 広島市立大学芸術学部デザイン工芸科卒業
【展覧会】
2019年 「いいオフィス広島×Tamentai gallery」
「群馬県太田市美術館/イタリアボローニャ国際絵本原画展」
「石川県七尾美術館/イタリアボローニャ国際絵本原画展」
「兵庫県西宮市ギャラリーこもれび/まいごのうさぎと小さなおおかみ」
「板橋区立美術館/イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
「直島本村ギャラリー作品展―暮らすように愉しむ―」
「The Bologna Children’s Book Fair 2019」
【レジデンス・プログラム】
2020年 AIR Mitarai 2020(呉)
【受賞】
2020年 「World Illustration Awards 2020 - Shortliste artist」
2019年 「第213回 玄光社イラストレーション ザ・チョイス入選」
2019年 「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」
ビジュアルアイデンティティの候補3人の中に選ばれる
2019年 「ボローニャ国際絵本原画展 入選」